中日　大島４安打　サイクル目前も「ヒットの方が欲しかった」

＜ヤ・中　＞スタンドの歓声に応える４安打の大島

セ・リーグ 中日８―２ヤクルト

（7月9日 神宮）
　中日は１６安打８得点と打線が元気だった。中でも６打数４安打の大島の活躍が目立った。

　初回の第１打席に二塁打、３回の第２打席と５回の第３打席に安打、８回の第５打席に三塁打の活躍で、９回の第６打席に本塁打が出ればサイクル安打という場面も「ヒットの延長でホームランというタイプなので、それよりも５本目のヒットの方が欲しかった」と残念そうだった。

　それでも計３回本塁を踏む活躍に「１番打者が塁に出ればこれだけ点が入るということなので、１回でも多く塁に出て後ろに繋ぎたいと思う」と自分の仕事に胸を張った。

　この日は、相手先発・由規の１７７１日ぶり登板でヤクルトファンで埋まった神宮球場。それに負けじと声援を送った中日ファンへ「また明日勝てるように頑張ります」と、同一カード勝ち越しに向けて意気込んだ。