岩隈 7回途中1失点で降板 安定投球で9勝目の権利得る

[ 2016年7月9日 11:29 ]

<ロイヤルズ・マリナーズ>マリナーズの先発・岩隈 (AP)

ア・リーグ マリナーズ―ロイヤルズ

(7月8日 カンザスシティー)
 マリナーズの岩隈久志投手(35)が9勝目を懸けて8日(日本時間9日)のロイヤルズ戦に先発。6回2/3を投げて5安打1失点と好投を見せ、白星の権利を得た。

 岩隈は6月28日のパイレーツ戦から2連勝中と好調。さらに、この日の相手となったロイヤルズにはこれまで4試合に登板して3勝負けなしと相性が良い。試合はそのデータ通りの展開で進み、3回まで2安打無失点。4回は2死から四球を与え、その後に2連打を浴びて失点したが、5回からは再び安定した投球を見せた。

 味方打線は1―1の同点で迎えた6回にスミスの中前打とカノの右越え二塁打で、2死二、三塁の好機。この場面でロイヤルズの先発・ベンチュラが暴投で三走・スミスが生還すると、捕手・ペレスの送球エラーも重なり、二走・カノまでもがホームを踏んだ。

 岩隈は7回に安打と四球でロイヤルズに2死一、三塁とされ、球数91球で降板。2番手・ディアスはダイソンを二ゴロに打ち取り、このピンチを凌いだ。

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2016年7月9日のニュース