バレ ヘルメット投げつけ退場のワケ「故意にぶつけられたと感じた」

[ 2016年7月9日 06:10 ]

<ヤ・中>3回2死一塁、死球に激高し、ヘルメットを投げつけるバレンティン(左)

セ・リーグ ヤクルト6―3中日

(7月8日 神宮)
 ヤクルト・バレンティンが自身2度目の退場処分を受けた。初回1死満塁から先制の適時二塁打を放っていたが、3回2死一塁で迎えた第2打席、ジョーダンから左上腕部に死球を受けて激高。相手左腕をにらみつけて言い合いになるとヘルメットを投げつけ、これが危険行為とみなされた。

 試合後は冷静さを取り戻し「故意にぶつけられたと感じた。野球をやる上でそういうことは許されることではないので落胆した」と振り返ったバレンティン。ジョーダンは5月3日の阪神戦で原口に故意死球とみられる投球をしていたことがあった。真中監督も「明らかに、1球目からあそこにいくことはあり得ない」と険しい表情だった。

 それでも、バレンティンは自身の一打が決勝打となり連敗が止まったことに「それが救い」と満足げ。くしくも、ナイキの「ジョーダンTシャツ」を着用して笑顔で帰路に就いた。

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