V完全消滅?阪神 首位・広島と“デッドライン超え”13.5差

[ 2016年7月9日 08:32 ]

<神・広>4回、厳しい表情で選手交代を告げる金本監督
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セ・リーグ 阪神2―8広島

(7月8日 甲子園)
 広島に敗れた阪神は自力優勝の可能性が今季初の消滅。これは阪神が残り60試合に全勝しても95勝45敗3分けの勝率.679で、広島が阪神戦12試合以外の残り48試合で47勝した場合の勝率.681(96勝45敗2分け)を上回れなくなったため。

 83試合目の消滅は、99年就任の野村監督以降6人の阪神監督1年目では09年真弓監督の74試合、12年和田監督の75試合に次ぐスピード。また99年以降、球宴前の消滅は00、01、09、12年に続く5度目。過去4度は6、6、4、5位と全てBクラスに終わっている。

 ≪首位に13・5差≫阪神は首位・広島との直接対決に敗れ、両チームのゲーム差は今季最大の13・5になった。これは過去セ・リーグの優勝チームがシーズン中に逆転した最大ゲーム差、08年巨人の13ゲームを上回るもの。9日も負ければプロ野球記録の63年西鉄の14・5ゲームに並ぶ。

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2016年7月9日のニュース