侍J大学代表 立大・佐藤が爆発4安打 スカウト高評価

[ 2016年7月9日 05:30 ]

<東芝・大学日本代表>5回無死一塁から左翼線二塁打を放つ佐藤

練習試合 大学日本代表4―6東芝

(7月8日 バッティングパレス相石ひらつか)
 日米大学野球(12~17日、神宮ほか)に出場する侍ジャパン大学日本代表が8日、神奈川県平塚市内で社会人の東芝と練習試合を行った。2年時から代表入りしている立大・佐藤拓也外野手(4年)が「1番・右翼」で先発出場し2本の二塁打を放つなど4安打をマークした。「1番は好きな打順。チームに勢いを与えられるようにしたい」と広角に打ち分けた。

 野手では日の丸を背負った唯一の経験者だけに「経験したことを今のチームに還元できるように、いろいろと伝えていく」と周囲とコミュニケーションを図り、ベンチでも声をからした。今秋ドラフト候補に挙がる左の強打者に、日本ハム・大渕隆アマスカウトディレクターは「打撃技術は素晴らしい」と評価した。

 試合には敗れたが、打線は10安打。横井人輝監督は「佐藤は状態が上がってきたので安心した。1番でいきたい」と厚い信頼を寄せた。 (川島 毅洋)

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2016年7月9日のニュース