チャレンジに強いヤンキース 映像分析の名人話題に

[ 2016年7月9日 05:30 ]

<インディアンス・ヤンキース>6回、本塁を狙う二走・カストロ(右)。チャレンジが成功し生還が認められる(AP)

ア・リーグ ヤンキース5―4インディアンス

(7月7日 クリーブランド)
 ヤンキースが得意の「チャレンジ」を活用し、中地区首位のインディアンスに競り勝った。

 まずは2―2の6回1死一、二塁。右前打で二塁走者カストロの本塁突入が、リプレー検証を経てアウトからセーフに覆り、決勝点に。5―4で迎えた9回の守備では2死一、二塁から一、二塁間へのゴロでチャプマンが一塁ベースカバーに入ったが、今度はセーフ判定がアウトに覆り、ゲームセットとなった。

 米サイト「ベースボール・サバント」によれば、ヤ軍のチャレンジ成功率は今季68・4%(19回中13回)で30球団トップ。映像分析の名人、元マイナー投手のブレット・ウィーバー氏の尽力が大きい。借金1で地区4位ながらジョー・ジラルディ監督は「チーム状態は今が底。選手たちを信じている」と巻き返しに意欲を見せていた。 (大林 幹雄)

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2016年7月9日のニュース