ロッテ 3位転落 二木 初回7失点炎上 伊東監督「覇気がない やり直し」

[ 2016年7月8日 22:05 ]

大敗に伊東監督(中央)はさえない表情

パ・リーグ ロッテ3―12日本ハム

(7月8日 札幌D)
 ロッテの連勝が3で止まり、3位に転落した。二木が1―0の初回に6安打3四球7失点と炎上し、3回9失点KOで6敗目を喫した。伊東監督は「マウンドで弱さが出ている。初回でゲームが決まってしまった」と残念そうに言った。

 二木は「ブルペンから良くなかった。何かを変えられなかったのは技術不足」とガックリ。6月25日の西武戦(西武プリンス)から2軍調整を挟んだが、登板予定の2軍戦が雨天中止となり、調整不足は明らかだった。「調整方法を見直していこうと思う」と話した。今季プロ初勝利を挙げ、前半戦で5勝をマーク。新人王候補だったが、大事なカード初戦で大量失点してしまった。

 伊東監督は「覇気がない。こんな投球じゃ次はない。やり直し」と怒りをあらわにし、2軍落ちを示唆。6月25日の前回登板から2軍調整を挟んだ右腕は、調整登板予定の2軍戦が雨天中止になったこともあり、本調子には程遠かった。20歳の右腕は「全部真ん中に入って、何が悪いか分からないまま進んだ」と目を赤くした。

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2016年7月8日のニュース