高校野球の試合ボール盗難 大会前日に発覚 球場記録室などには落書き

[ 2016年7月8日 20:57 ]

 夏の全国高校野球選手権兵庫大会の試合会場となる兵庫県姫路市のウインク球場で、試合用のボール38個などが盗まれていたことが8日、同市への取材で分かった。市は盗難被害として飾磨署に届けた。同球場では県大会が9日から始まるが、試合は予定通り行われる。

 市によると、球場1階の一室で、ボールのほか、選手が滑り止めに使う粉末が入った袋がなくなっていた。1階の記録室など計5カ所には、油性マジックで落書きがあったという。

 球場を管理している市外郭団体の職員が7日午後6時すぎに帰宅してから無人になっており、8日午前8時45分ごろ、職員が出勤して盗難被害が発覚した。2階につながる非常階段や1階の一部の部屋が施錠されていなかったといい、市が経緯を調べている。

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2016年7月8日のニュース