コリジョンルール新基準 8日から12球団に説明へ

[ 2016年7月8日 07:33 ]

コリジョンルール適用で判定が覆り、嶋田球審(左)に猛抗議する金本監督

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は7日、コリジョン(衝突)ルールの運用基準見直しについて、担当者が12球団を巡回して新基準を説明した上で、早ければ16日に規則委員会を開いて決定する方針を示した。

 「監督、コーチ、選手に理解、認識していただく作業を積み重ね、各球団の質問や意見を踏まえ、規則委員会で取りまとめる」。順調に理解が得られれば、18日の後半戦開幕からの見直しも可能となるが「拙速に陥らず、きちんと理解してもらえるように」とした。

 現在は守備側が走路に入ったかどうかの基準を厳格に適用するが、見直し案では実際に衝突が発生したときに捕手のブロックや走者の体当たりがあったかを判断する。友寄正人審判長らが8日から各球団に説明を行う。日本プロ野球選手会には、この日のNPBと選手会の事務折衝で説明。選手会は15日の臨時大会で議論する。

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2016年7月8日のニュース