ソフトB 打線組み替えも機能せず…今季ワースト15三振で完敗

[ 2016年7月2日 05:30 ]

<ソ・日>6回1死一、二塁、中飛に倒れ悔しがる内川

パ・リーグ ソフトバンク2―5日本ハム

(7月1日 ヤフオクD)
 6打数無安打6三振。この日、ソフトバンク・工藤監督がてこ入れした5、7番は7回無失点だった日本ハム・高梨に対し、手も足も出なかった。5番を任せた長谷川の不振で打線を組み替えたが、空振りだ。6月2日からのヤフオクドームの連勝は9で止まった。

 「甘い球を見逃し、ボール球を振っていた。こういうこともあるけど、ないようにしないといけない」。本拠地では約1カ月ぶりとなる敗戦の弁は少し、辛口だった。

 6月30日のロッテ戦まで交流戦明けは打率・182と下降線だった長谷川を外し、5番には7番から中村晃を上げた。6番の松田は固定し、7番DHには吉村を入れた。2回無死、その中村晃が3球三振を喫すると松田、吉村と3者連続三振。7回まで4番以降は無安打に終わり、無得点。中村晃と吉村は3打席3三振と不発に終わった。

 4号2ランで零封負けは阻止した中村晃だが、4月2日の日本ハム戦(東京ドーム)以来のクリーンアップの期待に応えられず「遅すぎる。あの先発ピッチャーにやられたのが、悔しくて仕方がない」と吐き捨てた。

 結局、打線は今季ワーストの15三振を喫しての完敗だった。最短の優勝マジック点灯も3日に1日延び、対日本ハムは5勝6敗1分けと負けが先行してしまった。「鷹の祭典」だった6月27日のロッテ戦(東京ドーム)に続きチャンピオンブルーユニホームは2連敗。青息吐息の夜だった。 (福浦 健太郎)

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2016年7月2日のニュース