西武・高橋光 ナックルカーブ習得だ ポーリーノ、握り方伝授

[ 2016年6月23日 08:15 ]

練習中にポーリーノ(左)にナックルカーブの握りを教わる西武・高橋光

 西武の高橋光が「ナックルカーブ」の習得を目指す。西武プリンスドームで行われた全体練習で新外国人のポーリーノに握りを学んだ19歳は「投げ方も聞いた。これから練習したい」と語った。

 変化球の持ち球はスライダー、フォーク、カーブ。しかし、カーブはスライダーに近い斜めの軌道で正捕手の炭谷も「1試合に1球か、2球ぐらいしか投げない」と話す。理想はエースの岸が投げるような縦に大きく曲がる軌道。そこでポーリーノに、曲げた人さし指の爪でボールを押さえて投げるナックルカーブの投げ方を教わった。習得すれば投球の幅は広がる。

 4月下旬から先発ローテーションに定着し、ここまで3勝2敗、防御率2.38。群馬出身の右腕はリーグ戦再開となる24日のロッテ戦(前橋)で「凱旋先発」する予定だ。課題でもある「緩急」をものにすれば、さらに白星を重ねられる。 (山田 忠範)

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