中日・周平 復帰一転、前半戦アウト 谷繁監督も慎重

[ 2016年6月23日 06:56 ]

名古屋市内の病院からナゴヤ球場に戻ってきた中日・高橋

 4月30日の広島戦で右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し手術を受けていた中日・高橋は、前半戦での復帰が絶望的な状況となった。

 24日からのウエスタン・リーグ、阪神戦(甲子園)で実戦復帰を見込み前日21日に故障後初のシート打撃をしたが、その後に患部に違和感を訴えた様子。この日の午前中に名古屋市内の病院で診察を受け、午後からはナゴヤ球場でウエートトレーニングなど再び別メニュー調整に。「(痛みは)ないです」と話したが、実戦復帰も白紙となった。

 谷繁監督は「再発しないことが大事。メドを立てると本人が無理する。戻ってきたら最後までいられるように」と早期復帰には慎重な姿勢を見せた。高橋の離脱後は三塁手を固定できず、交流戦チーム打率も.195と12球団ワーストに終わった。チームは得点力に乏しいだけに、苦しい日々が続きそうだ。

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2016年6月23日のニュース