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西武ドラ1多和田 6度目先発やっとプロ1勝「勝てるとは」

<ヤ・西>初勝利のウイニングボールを持ち、田辺監督と握手をする多和田(左)

交流戦 西武7-5ヤクルト
(6月19日 神宮)
 西武のドラフト1位新人・多和田が、6試合目の先発で念願のプロ初勝利を手にした。5回6安打5失点。同点の6回にチームが勝ち越して白星が転がり込み「勝てると思っていなかった。頼もしい先輩たちのおかげです」。両親に送るウイニングボールを手に、田辺監督から祝福を受けると初々しい笑顔をみせた。

 1―0の初回に山田に逆転2ランを浴びた。「球界を代表する打者。球が甘く入ってしまった」。5―3の5回にも同点に追い付かれた。失点は重ねたが、随所で輝きは見せた。この日の最速は147キロでスライダーにも切れがあった。前回10日の中日戦では8回無失点と抑えており、「やっていけるという自信がついた」と話した。

 下半身を深く沈み込ませる独特のフォームが最大の特徴だ。3回には右のスパイクのひもが切れた。右足甲から膝にかけてがマウンドにこすれるため、昔から頻繁にひもが切れるという。低いリリースポイントから繰り出される直球は、打者の手元で浮き上がるような軌道を描く。潮崎ヘッド兼投手コーチは「あんな球の軌道は見たことがない。“上手投げのアンダースロー”という印象。もっと勝てる投手になるよ」と絶賛する。

 富士大1年時の明治神宮大会でノーヒットノーランを達成した神宮で初白星をつかんだ。「投げやすい印象は変わらない。縁を感じますね」。西武の背番号「18」は過去に郭泰源(カクタイゲン)、松坂、涌井といった名投手が背負った伝統ある番号だ。「凄い人たちがつけていた番号。期待に応えたい」。レオの新たな「18番伝説」が始まりを告げた。(重光 晋太郎)

 ◆多和田 真三郎(たわた・しんさぶろう)1993年(平5)4月13日、沖縄県生まれの23歳。中部商では、甲子園出場はなく、富士大では1年春から登板。同年秋の明治神宮大会の2回戦でノーヒットノーランを達成した。5度の北東北リーグMVPに加え、3年春には防御率1位。4年春に右肩痛を発症し、大学通算46試合で32勝8敗、防御率1.08。15年ドラフト1位で西武入団。1メートル82、82キロ。右投げ右打ち。

[ 2016年6月20日 05:30 ]

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