巨人・クルーズ、長期離脱決定的…左足首検査結果次第で手術も

[ 2016年6月15日 06:23 ]

巨人のクルーズ

 巨人のルイス・クルーズ内野手(32)が14日、痛めているとみられる左足首の検査のため帰国し、長期離脱が決定的となった。複数の診断を仰ぎ、結果次第では手術の可能性も出てきた。

 11日に出場選手登録を抹消されたクルーズについて堤辰佳GM(50)は「夕方、米国へ出発した。日本のドクターの診断もあるけど、いくつかのオピニオンをもらって治療方針を決める」と説明。米国では診察のみで堤GMは「数日。なるべく、可及的に戻ってくる」と1週間未満の滞在で再来日し、治療を開始するとした。

 球団は故障の詳細を明かしていないが、4月に自打球で左足首を痛めて出場選手登録を抹消された。2度目の登録抹消時点で前半戦絶望が決定的となっていたが、緊急帰国しての検査は患部の状況が深刻なことをうかがわせる。診断次第では手術も選択肢の一つのもようだ。

 マイコラスが右肩の張りで登板がなく、ポレダが左上腕の張りで離脱中、ギャレットは打率・226と不振。中軸で二塁の好守が光っていたクルーズの長期離脱で、現場は再び苦しい用兵が強いられることになる。

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2016年6月15日のニュース