イチロー スタメン復帰で3安打固め打ち!最多ローズにあと1

[ 2016年6月14日 09:00 ]

ファンにサインのサービスを行うイチロー(2016年6月12日)
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ナ・リーグ マーリンズ13―4パドレス

(6月13日 サンディエゴ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が13日(日本時間14日)のパドレス戦に「1番・右翼」で先発出場。4試合ぶりのスタメン復帰で、8日のツインズ戦以来となる1試合3安打の固め打ちを見せた。

 イチローは初回の第1打席では四球で出塁。プラドの右前打で二塁へ進塁すると、ボアの左前適時打で快足を飛ばして先制のホームを踏んだ。

 3回の第2打席はイニングの先頭打者として左打席へ。パドレスの先発・レアが投じた3球目のストレートを見事なバットコントロールで左前に運び、続くプラドの2ランで生還した。その後もマーリンズは攻撃の手を休めず、イチローはこのイニング2度目の打席に立つと、遊撃へ打球を転がして内野安打。この間に三走・エチャバリアが生還して打点も挙げた。

 この日は快音が8回の第6打席でも響き、三塁線を抜ける左前打。これで、イチローはメジャー通算2977安打とし、殿堂入りの目安とされる3000安打まであと23本。日米通算では4255本とし、ピート・ローズの持つメジャー通算最多安打記録までついにあと1本にまで迫った。

 試合は3回に一挙7得点を奪ったマーリンズが13―4で大勝。先発のチェンは6回7安打4失点で4勝目。イチローは3安打以外にも2つの四球を選び、さらに1打点3得点と大活躍だった。

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2016年6月14日のニュース