大谷、10K完投もミス反省 プロ野球新163キロも「あまり手応えが…」

[ 2016年6月5日 17:14 ]

7回2死二塁 村田を右飛に打ち取り雄叫びをあげる大谷

 「5番・投手」で先発メンバーに名を連ねた日本ハムの大谷が、6安打10奪三振2失点で完投勝利。4回にはプロ野球新記録となる163キロをマークし、観衆をどよめかせた。

 圧巻の投球にも関わらず、ヒーローインタビューの第一声では反省を口に。「最後のべースカバーのミスが心残り」と自身のベースカバーが遅れ、遊撃からの送球が悪送球となったことを悔やんだ。

 4回、クルーズに投じた4球目が163キロを記録。自身の持つプロ野球記録を塗り替えた。しかし「ファールになったので、あまり手応えがなかった。空振りを取れればもっと良かったですけど」と感触はイマイチだったようだ。

 “打者・大谷”としては1安打1打点。「最近チャンスで打ててなかったので良かった」と2回に放った犠牲フライの場面を振り返り、安どの表情を見せた。

 「首位とまだまだ差があるので、連勝して詰めていきたいです。個人的にも、もっと勝ってチームの順位を上げれるようにしたい」と首位・ソフトバンク追撃を誓っていた。

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