楽天 釜田6回無失点で55日ぶり2勝目、指揮官「ボールに力あった」

[ 2016年6月4日 20:07 ]

<中・楽>1回無死一、三塁のピンチを切り抜けた釜田は小さくガッツポーズ

交流戦 楽天3―0中日

(6月4日 ナゴヤD)
 楽天は先発・釜田が6回を5安打無失点にまとめ、4月10日の日本ハム戦(コボスタ宮城)以来、55日ぶりの白星で2勝目を手にした。

 初回、いきなり1死一、三塁のピンチを迎えたが「逆に開き直って投げるしかなかった」とビシエドを内角148キロ直球で遊ゴロ併殺。3回1死一、三塁でもまたしてもビシエドを内角145キロで三ゴロ併殺。三者凡退は6回の1イニングだけだったが「ピンチを多くつくったけど、そこでこそ自分の良いボールを投げられた」と胸を張った。

 梨田監督も「ボールに力があった。そうでないとゲッツーは無理。内角を突いた釜田と足立を褒めたい」とバッテリーを称賛した。

 7回からは青山、ミコライオ、松井裕と勝利の方程式が2試合連続で無失点でつなぎ、チームは17試合ぶりに完封勝利。4月6日のオリックス戦(京セラドーム)以来、17カードぶりにカード勝ち越しを決めた。

 5日も勝てば、今季初の同一カード3連勝となる。指揮官は「明日は総動員でやりたい」と息巻いた。

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2016年6月4日のニュース