ダルビッシュ、最速158キロ!5回2/3を3失点で2連勝!!

[ 2016年6月4日 12:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>レンジャーズの先発・ダルビッシュ (AP)

ア・リーグ レンジャーズ7―3マリナーズ

(6月3日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が3日のマリナーズ戦に先発。右肘手術からの復帰第2戦は5回2/3を投げて6安打3失点、球数88球でマウンドを降りた。チームは7―3で勝利し、ダルビッシュは今季2勝目を挙げた。マリナーズの青木宣親(34)は1番・中堅で先発出場し、4打数1安打。ダルビッシュとの対戦は左飛、遊ゴロ、空振り三振。2番手・バーネットから7回の第4打席で中前打を放ち、2試合連続安打を記録した。

 5月28日のパイレーツ戦では、5回3安打1失点と見事な内容で復帰戦を飾ったダルビッシュ。この日の登板でも初回を三者凡退として順調なスタートを切ると、ベルトレの10号3ランでレンジャーズが先制。

 いきなり3点の援護をもらったダルビッシュは3回、先頭のクレベンジャーをストレートの四球で歩かせると、続くサーディナスには中前打。青木の遊ゴロで1死一、三塁となったところで、スミスに左犠飛を放たれ、失点を許した。だが、その裏に再びベルトレが2点適時二塁打を放ち、主砲のバットでレンジャーズがリード拡大。

 復帰戦では最速158キロを3度計測したダルビッシュだが、この日は変化球中心の投球。4回はシーガー、リンドを連続で空振り三振に切って取ったが、決め球はそれぞれ131キロのスライダーと105キロの大きなカーブだった。

 5回、先頭からの2連打で無死ニ、三塁とされると、サーディナスの内野ゴロの間に再び失点。しかし、続く青木を空振りの三振、スミスをニ直とし、最少失点で切り抜けた。6回も先頭のカノに二塁打を浴びると、自身の暴投で無死三塁。クルーズは空振りの三振に切って取ったが、続くシーガーに右前打で3失点目。リンドは一ゴロで2死となったところで予定されていた球数に達したため、2番手・バーネットにマウンドを譲った。

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2016年6月4日のニュース