金本阪神 交流戦は球児&ドリスのWストッパー体制へ

[ 2016年5月31日 08:20 ]

阪神のドリス

 交流戦は「ダブルストッパー体制」で挑む。登板過多による疲労で19日に出場選手登録を抹消された阪神・ドリスが30日に仙台入りしチームに再合流した。31日に登録される。

 右肩関節炎で28日に抹消されたマテオの代役が濃厚と見られていたが、この日、コボスタ宮城で先発投手陣の練習を見守った香田投手コーチは、ドリスの起用法について「(藤川と併用かと問われ)まあ、そうだろうな。最初は楽なところで行かせてあげられればいいんだろうけどね」と話し、藤川と2人で守護神を務める見込みとなった。

 経験豊富な藤川も最近3戦連続失点中で抑えに固定するには不安がある。長身から投げ下ろす剛腕で、藤川とはタイプの違う助っ人右腕との併用で苦境を乗り切る考え。点差や相手の打順によっては「高橋や安藤もいるから」と柔軟に起用する方針だ。

 交流戦直前の神宮、東京ドームでの敵地6連戦は、中継ぎ、抑えが打たれて終盤にもつれる試合の連続だった。ブルペンの台所事情は苦しいが、ドリスにとっては1軍定着のチャンスだけに、奮起を期待だ。 (山添 晴治)

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2016年5月31日のニュース