ソフトB圧勝で30勝一番乗り、巨人10年ぶり7連敗 DeNA5割

[ 2016年5月28日 21:27 ]

4回1死一塁、右越え2ランを放ったDeNA・筒香

セ・リーグ 阪神6―4巨人

(5月28日 東京D)
 プロ野球は27日、デーゲーム5試合、ナイター1試合が行われた。

 セ・リーグは好調DeNAが首位広島と対戦、4回に筒香の12号2ランで先制、7回には乙坂の適時二塁打で加点、先発今永が7回途中1失点、救援陣も無失点リレーで接戦をものにした。今永は4勝目、チームは今季初の6連勝で5割とした。新人同士の先発となったが広島・岡田は6回2失点もプロ初勝利ならず。

 ヤクルトは中日に逆転された直後の7回に坂口の適時打、敵失などで4点を奪ってひっくり返したが9回に追い付かれ延長に入った。11回に中村の適時二塁打などで3点を勝ち越して激戦を制した。10回に登板した中日・田島は1回を抑え、自身の持つ開幕連続無失点記録を29試合に伸ばした。

 唯一のナイター、阪神は失策絡みで巨人にリードされた直後の4回2死から好機を築き原口、ヘイグの適時打などで4点を挙げ逆転、9回にも再び原口、ヘイグの連続ソロで加点した。9回に藤川が2点取られたものの辛くもしのいだ。巨人は10年ぶりの7連敗。

 パ・リーグ首位ソフトバンクはロッテ先発スタンリッジから初回に柳田の内野ゴロで先制すると、2回にも槇原の適時打、今宮の適時二塁打、柳田の7号2ランなど5点を加えて大きくリードし快勝した。先発千賀は序盤からの援護に守られて7回2失点、無傷の4勝目を飾った。ソフトバンクは6連勝で30勝両リーグ一番乗り。

 日本ハムは楽天先発の安楽に3回まで無安打に抑えられたが、4回に初安打すると中田の適時打で先制、その後もレアードの2打席連続本塁打など4本塁打で大量リードし圧勝、連敗を3で止めた。楽天は1点を返すのがやっとだった。

 オリックスは西武と序盤から点の取り合いとなり、2点を追う6回、糸井の2打席連続となる7号2ラン、T―岡田の2試合連続となる8号2ランで逆転して打撃戦を制し、連敗を5で止めた。西武先発のルーキー多和田は5回4失点でプロ初勝利の権利を持って降板したが救援陣が打たれた。

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