ヤクルト　延長乱戦制した、中村が決勝２点二塁打　不振脱出に安ど

セ・リーグ ヤクルト９―６中日

（5月28日 ナゴヤＤ）
　ヤクルトの中村が延長１１回に決勝の２点二塁打を放ち、乱戦に決着をつけた。試合前まで２０打席無安打が続いていたが、５回の右前打を皮切りに４月２３日以来の３安打をマーク。地元の福井県から駆け付けた後援会の前で活躍を見せた。

　不振を抜け出し「向かっていくことを忘れていたのかな。執念とか気持ちで食らいつくことが大事と気付かされた」と振り返る。９回に抑えのオンドルセクで２点差を追い付かれたリード面の反省も忘れず「点を取られすぎたので、その分を取り返せた」と安どした。