ソフトBドラ1、純平が2軍戦デビュー 珍し「ボークラン」浴びる

[ 2016年5月28日 15:48 ]

<ウエスタン ソ・広>3回1死一塁、庄司にボークの球を2ラン本塁打された高橋

 ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・高橋純平投手(19)が28日、ウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)でデビューした。雨脚が強く、足元はぬかるむ最悪のコンディション。6点リードの3回に2番手で登板し、プロ初被弾を含む2回3安打2失点2四球と洗礼を浴びた。

 驚きの一発だった。3回1死一塁、1ボールからの2球目に142キロは梅木球審にボークを宣告されたものの、構わずに打った庄司の打球は右越えの2ラン。アウトの場合はボークが適用されるが、安打はインプレーとなる。非常に珍しい「ボークラン」になった。

 4回にも2四球など2死満塁とピンチを招いたが、最後は野間を二飛としのぎ、降板した。ほろ苦いデビュー戦だったが、直球の最速は148キロを計測するなど、素材の良さも見せつけた。

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2016年5月28日のニュース