オリベラ 遠征先で知人女性にDV 82試合出場停止

[ 2016年5月27日 09:00 ]

ブレーブスのエクトル・オリベラ外野手 (AP)

 大リーグ機構は26日、ドメスティックバイオレンス(DV)の規範違反があったとしてブレーブスのエクトル・オリベラ外野手(29)に対して82試合の出場停止処分を科した。処分は4月30日からとなり、同選手は異議申し立てを行わないという。

 オリベラは4月13日に遠征先のワシントンDCで知人女性に暴力を働いた疑いで逮捕。その後、保釈金1万ドル(約109万円)を支払い釈放されたが、大リーグ機構はこの件がDVの規約違反にあたるか、これまで調査を進めていた。

 キューバ出身のオリベラは同国代表時代に正二塁手として2008年の北京五輪では銀メダルを獲得したほか、09年のWBCにも出場。14年9月に亡命すると、昨年3月にドジャースと6年総額6250万ドル(約68億5000万円)で契約した。

 その大型契約の4カ月後にブレーブスへとトレードし、9月にメジャーデビュー。24試合に出場して打率2割5分3厘、2本塁打、11打点という成績だった。今季は正左翼手としてこれまで6試合に出場し、打率2割1分1厘、2打点をマーク。DV容疑で逮捕されて以降は、試合に出場していない。

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2016年5月27日のニュース