楽天10年ぶり9連敗…梨田監督「こんな状態になると思ってなかった」

[ 2016年5月27日 05:30 ]

<西・楽>渋い顔の梨田監督(中央)

パ・リーグ 楽天0―4西武

(5月26日 大宮公園)
 泥沼から抜け出せない。楽天は2試合連続の零敗で球団創設2年目で選手層が薄かった06年以来10年ぶりの9連敗。

 梨田監督は「こんな状態になると思ってなかった。いい形になるよう努力する」と必死に前を向いた。

 先発の美馬が5回途中4失点で降板。遊撃の茂木も2失策で足を引っ張った。低調な打線もわずか3安打で無得点。9連敗中は計67失点と投手陣の不振が際立つが、打線も7試合連続で2点以下だ。監督として日本ハム時代の11年以来となる自身ワーストの9連敗となった指揮官は「打順や(1、2軍の)入れ替えも含めて考える時期に来ている」とドラフト1位のオコエら、若手への切り替えも含めて検討する姿勢を示した。

 27日からは今月12日に最後に勝利を飾ったコボスタ宮城に戻り日本ハムとの3連戦だ。球団ワーストは11連敗。地元の大きな声援を受け、まずは連敗を止めたい。 (山田 忠範)

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2016年5月27日のニュース