4安打固め打ち!イチローの打撃を指揮官絶賛「見ていて楽しい」

[ 2016年5月22日 13:54 ]

マーリンズのイチロー

ナ・リーグ マーリンズ3―2ナショナルズ

(5月21日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が21日のナショナルズ戦で、昨年8月18日のブルワーズ戦以来となる1試合4安打の固め打ちを見せた。

 イチローは正左翼手のイエリチが試合前に背中の違和感を訴えたため、急きょ、「1番・左翼」で先発出場。それでも、42歳のベテランは初回の第1打席で中前打を放つと、続く第2、3打席でもそれぞれ左前に打球を運び、今季初の1試合3安打を記録した。

 活躍はこれだけに留まらず、6回の第4打席では四球を選び、さらに8回の第5打席では今季3本目の二塁打も飛び出した。全打席出塁で存在感をアピール。マッティングリー監督は「イチローは(試合出場を)早めに知ることを好む選手だが、この結果を考えると、(知らせるのが)遅くてもうまくいくみたいだね」とジョークで周囲を笑わせた。

 さらに指揮官は「(突然のスタメンで)彼を驚かせてしまったが、あの打撃は見ていて楽しい。チームに良い影響を与える選手で、本当に素晴しいよ」とメジャー通算3000安打にあと46本としたイチローを絶賛。イエリチに関しては数日間、休養を与える考えを示しており、背番号「51」の出番がしばらく続きそうだ。

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