驚異の高校生投手!全打者から三振を奪い完全試合達成「スカッとした」

[ 2016年5月15日 09:10 ]

右手でボールを握る投手 (AP)

 米国のFOXスポーツは14日、オハイオ州クリーブランドの高校生投手が対戦したすべての打者から三振を奪い、完全試合を達成したと報じた。

 セントエドワード高校のジャレット・エドワーズ投手は12日に行われた地区優勝決定戦に先発。試合は10―0で同校が5回コールド勝ちを収めたが、この3年生右腕は相対した15人の打者すべてから三振を奪った。

 エドワーズ投手はキレのある130キロ台後半のストレートで序盤から快投を続け、15人中11人を空振りの三振に切って取った。打線も大量点で同投手を援護。5回、15連続三振で試合を締めくくった右腕は「普段はマウンドで笑顔は見せないけれど、最後の打者から三振を奪った時は表情が緩んでしまった。スカッとする瞬間だった」と快挙を振り返った。

 試合はコールドで決したが、完全試合はオハイオ州の公式記録として認められるとのこと。ちなみに同州の高校の試合での1試合最多奪三振記録は21。もし、5回コールドでなければ、州記録を更新していた可能性もある。今季は4勝1敗、防御率0・96という成績のエドワーズ投手は今秋にジョージワシントン大へ進学し、野球を続けることが決まっているという。

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2016年5月15日のニュース