マリナーズ再逆転３連勝　青木安打口火で４得点、デホは連発

アスレチックス戦で１安打１打点だった青木（ＡＰ）

ア・リーグ マリナーズ９―８アスレチックス

（5月4日 オークランド）
　マリナーズが４日（日本時間５日）、青木と李大浩の日韓コンビの活躍で、同地区のアスレチックス相手に今季初のスイープ（同一カード３戦全勝）を達成。１点を追う７回に２打席連発となる逆転の４号２ランを放った李大浩は「どんな状況でも準備を怠らず、声が掛かったときに結果を出すだけ」と、ア・リーグ西地区首位をキープする一打に胸を張った。

　猛攻の口火は青木のバットからだった。２点を追う５回２死から、アスレチックス戦では現役最長の１５試合連続安打となる二塁内野安打で出塁。これを皮切りに４連打で４得点して逆転した。６失点した直後の６回には李大浩のソロ、さらに１死三塁から青木が「狙っていた」と中犠飛で２点差。７回の逆転劇への流れをつくり「本当に強いチームの勝ち方」とうなずいた。左打者のリンドとの併用で起用されている李大浩についても、控えから定位置を勝ち取った自身のメジャー移籍当初の姿と重ね合わせ「結果を出すことで存在感を示していく。李大浩にもそうなってほしい」と喜んでいた。（小林由加通信員）