野球賭博の斉藤容疑者 プロ野球のない月曜日にまとめて清算

[ 2016年5月3日 06:24 ]

 プロ野球巨人の野球賭博事件で、賭博開帳図利(とり)の疑いで逮捕された胴元役の元飲食店経営斉藤聡容疑者(38)が、賭け金や手数料を毎週月曜日にまとめて精算していたとみられることが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 野球賭博はプロ野球の試合開催が少ない月曜日の精算が多いといい、警視庁組織犯罪対策4課は、賭け金や手数料が暴力団に流れていなかったか調べている。

 また斉藤容疑者は4月中旬、元選手の笠原将生容疑者(25)=賭博開帳図利ほう助容疑で逮捕=が福岡市で開業した飲食店で共同通信の取材に応じ「(笠原容疑者の店を軌道に乗せて)1、2カ月後に寿司店をソウルで開く。店の場所も決まっている。(開店準備で)5月に渡航する」と話した。摘発を避けようとして韓国行きを計画した可能性もあるとみられる。

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2016年5月3日のニュース