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笠原、球団の調査依頼には「忙しいので応じられない」 その一方で…

笠原容疑者
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巨人元投手・笠原容疑者ら逮捕
 巨人の野球賭博問題に絡み、警視庁組織犯罪対策4課は29日、元巨人投手で飲食店経営者の笠原将生容疑者(25)を賭博開帳図利(とり)ほう助の疑いで逮捕した。また、これまで「B氏」とされNPB(日本野球機構)が野球賭博常習者と認定した自称無職の斉藤聡容疑者(38)も賭博開帳図利の疑いで逮捕。組対4課によると、2人は容疑を認めているという。

 【巨人が発表した笠原容疑者の賭博行為に関する調査結果の概要】

 ▽14年4月上旬の名古屋遠征中、笠原が名古屋市内の違法カジノ店でバカラ賭博を行い、その店にサイン入り色紙を残したという情報が同月中旬、球団に寄せられた。直ちに事情聴取すると、笠原は「名古屋在住の中学・高校の先輩から“食事に行こう”と誘われ、ついて行くと、違法カジノ店に連れていかれた。先輩から言われるままにバカラ賭博をし80万円を受け取った」と説明。

 ▽その後、球団は笠原を先輩に接触させ、受け取った80万円を返却させた上で先輩を通しサイン入り色紙を回収。笠原は「先輩にだまされて違法カジノ店に連れて行かれた」「二度と賭博はしない」と反省の態度を繰り返し示したため、球団は罰金を科したうえで厳重注意処分とした。

 ▽ところが実際には笠原は、この頃、野球賭博常習者である斉藤聡、名古屋の大学院生Aを相手に野球賭博を始めており、4月下旬には高木京介を誘い込んだ。さらに、同5月はじめには高木に「違法カジノ店に行かないか」と持ちかけていた(高木はこれを断った)。そして、笠原は同6月、松本竜也を野球賭博に誘い込んだ。

 ▽笠原は同夏ごろ、高木とは別の当球団所属選手を違法カジノ店に誘ったが、この選手から「そんな店には行くな」と注意された。コーチ2人からも注意を受けた。しかし笠原は都内の違法カジノ店通いを続けていたと一部メディアのインタビューに自ら答えている。

 ▽15年5月、笠原は福田聡志をAに引き合わせた。この後、福田はAを相手とする野球賭博に引き込まれた。

 ▽15年9月30日、Aがジャイアンツ球場に借金の取り立てに来たことで野球賭博問題が発覚。笠原と斉藤は「賭けていたのは現金ではなく食事ということにしよう」と口裏合わせを福田、松本に持ちかけ、当球団およびNPBの調査を妨害した。

 ▽15年11月頃、新宿の飲食店に高木、斉藤と「NPBや警察の偉い人に通じている」という斉藤の知人男性が集まった。この席で斉藤と笠原がビデオ電話で相談し「笠原の名義を借りただけということにすればよい」と高木に口裏合わせを指示。

 ▽16年2月末、高木の野球賭博関与が発覚。高木に対する球団調査の結果、笠原が名古屋の違法カジノ問題で厳重注意処分を受けた直後、賭博をやめるどころか高木と松本を野球賭博に誘い込み、チーム内で野球賭博への勧誘を活発に行っていたことが判明。この事実を重く見た当球団は、その経緯を解明するため再三にわたって笠原に調査への協力を申し込んだ。しかし、笠原は「忙しいので調査には応じられない」「弁護士同席なら調査に応じてもよい。しかし弁護士はまだ決まっていない」「マスコミ同席なら調査委に応じてもよい」「事前に質問事項を文書で出すなら調査に応じてもよい」などと言を左右にし、現在に至るまで当球団の調査に応じていない。

 ▽その一方で笠原は16年2月以降、メディアのインタビューに次々と応じている。しかし笠原は「賭博はしない」と誓約したちょうどその頃に野球賭博を始め、違法カジノ店通いを続け、チームメートを違法カジノ店に誘い、チームメートを野球賭博に誘い込んだ理由については、これらインタビューにおいても、何ら説明していない。  (敬称略、発表資料から一部略)

[ 2016年4月30日 09:15 ]

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