専大 タイ勝 “将来性抜群2年”巨漢・秦が逆転2ラン

[ 2016年4月30日 05:30 ]

<専大・国学院大>逆転2ランを放ち、笑顔で生還する専大・秦

東都大学野球第4週第2日 専大4―3国学院大

(4月29日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。2季ぶりの優勝を目指す専大は2回に秦匠太郎外野手(2年)が逆転2ランを放ち、4―3で国学院大を下して1勝1敗のタイとした。2季連続優勝を狙う亜大は、小山倭誠内野手(2年)が勝ち越し打を含む4安打2打点と打線をけん引。11―4で東洋大に大勝し、勝ち点2とした。

 専大・秦の打球は強い逆風を切り裂き、左中間席に着弾した。1点を追う2回に2試合連発となる逆転の2号2ラン。「甘い球が来たので振りにいった。やっとチームの勝ちに貢献できた」。1メートル84、91キロを誇る右の長距離砲。二松学舎大付では3年夏の甲子園に出場した。3月中旬に体調を崩して3日間寝込み、体重は一時5キロ減ったが、高校通算58本塁打のパワーを見せつけ「信頼される打者になりたい」と笑顔。斎藤正直監督は「将来の4番として期待している」と話した。

  ▼国学院大・鳥山泰孝監督 流れをつかめなかった。それぞれが各場面で仕事をやり切れなかった。次の中大戦に向けて準備するだけ。

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2016年4月30日のニュース