中日投手陣踏ん張れず　先発若松５回途中６失点、岡田も捕まる

セ・リーグ 中日４―９広島

（4月29日 マツダ）
　中日は投手陣が踏ん張れなかった。１０安打を浴び９失点。広島打線の勢いを止められなかった。

　先発の若松は、制球が定まらず精彩を欠いた。４回に３四球でピンチを招くと、鈴木に同点打を許した。５回は得意のチェンジアップを狙われた。５回途中６失点。「冷静さを欠いていた。一人でやっていた」とうなだれた。

　打線が６回に得点した直後には、岡田がつかまり、追い上げムードに水を差した。谷繁監督は「打つ方は悪くないのだが…」と厳しい表情だった。