マエケン 終盤に失点重ねメジャー初黒星 イチ先発のマ軍は5連勝

[ 2016年4月29日 14:04 ]

<マーリンズ・ドジャース>ドジャースの先発・前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース3―5マーリンズ

(4月28日 ロサンゼルス)
 ドジャースは先発の前田が終盤の7回に失点を重ね、メジャー登板5試合目にして初黒星。チームも4連敗を喫した。

 ドジャースは初回にグランダルとプイグの適時打で2点を先制。先発の前田は2回にソロ本塁打を許したが、3回以降は安定した投球を続け終盤の7回を迎えた。しかし、この回は1死から連打を浴び、一、二塁と得点圏に走者を抱えると、ゴードンに左前適時打を浴び、試合を2―2の振り出しに戻された。

 ここでロバーツ監督は2番手・バエズをコールし、前田は降板。何とか同点で食い止めたい場面だったが、バエズも適時打を浴び、さらにボークで前田の出した走者の生還を許す結果となった。メジャーでは初めての100球超えとなる101球を投じた前田は6回2/3を投げて7安打4失点という内容。安打と失点はそれぞれメジャーに来てからはワーストの数字だった。

 マーリンズは5連勝でドジャースとの4連戦をスイープ。先発のフェルナンデスは6回5安打2失点と粘りの投球が実り、今季2勝目をマークした。イチローは「6番・中堅」で7試合ぶりの先発出場を果たしたが、前田の前に3打席凡退し、バエズにも二ゴロに抑え込まれ、無安打に終わった。

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