ヤクルト 育成枠・中島を支配下登録 持ち味は思い切りのいい投球

[ 2016年4月29日 09:10 ]

 ヤクルトが、育成2年目の中島彰吾投手(23)を近日中に支配下選手登録する方針を固めたことが28日、分かった。

 今季はイースタン・リーグで14試合に登板し、0勝1敗1セーブ、防御率2・57。最近は9試合連続無失点だった。直球は最速150キロを誇り、スライダーとフォークを織り交ぜる。昨年11月の松山秋季キャンプにも参加し、1軍首脳陣から高く評価されていた。

 1軍は先発、中継ぎともに安定感を欠いている。球団関係者は「思い切りのいい投球が彼の持ち味」と話し、救援陣の一角として支配下登録即1軍登録される可能性も高い。若き右腕に救世主としての期待が懸かる。

 ◆中島 彰吾(なかしま・しょうご)1992年(平4)6月15日、福岡県生まれの23歳。大牟田から福岡大を経て、14年育成ドラフト1位で入団。1年目の昨年はイースタン・リーグで12試合に登板し、0勝0敗0セーブ、防御率1・38。1メートル78、80キロ、右投げ右打ち。

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2016年4月29日のニュース