大商大1年生左腕の橋本、リーグ戦初先発で初勝利 3連覇へ堅首

[ 2016年4月25日 17:47 ]

リーグ戦初先発で初勝利を挙げた大商大の1年生左腕・橋本は試合後、ウイニングボールを手に笑顔 

関西六大学野球第4節3回戦 大商大6―0大院大

(4月25日 ほっと神戸)
 リーグ3連覇を狙う大商大が勝ち点を3に伸ばし、首位を守った。リーグ戦初先発の左腕・橋本侑樹投手(1年)が5回を被安打2の無失点と好投。待望のリーグ戦初勝利を挙げた。今秋ドラフト候補に挙がる大院大の最速149キロ右腕・堀田晃投手(4年)との投げ合いを制した1年生は「全力でいきました」と汗をぬぐった。

 大垣日大では1年生だった13年夏に甲子園に出場。1回戦の有田工戦では2番手でマウンドに上がった。ただ、同年秋に左肘を故障。15年5月に戦列復帰するまで時間を要しただけに投げられる喜びを実感している。大商大への進学が決まると、大垣日大の阪口慶三監督から「厳しいところだが、最後まで務めあげろ」と送り出された。

 大垣日大の1年先輩で本来4番を務める滝野が右足負傷で戦線離脱。「滝野さんから“頼んだぞ”と言われました。個人的なことよりチームの力になりたいです」。リーグ3連覇へ頼もしい男が加わった。

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2016年4月25日のニュース