優勝リングが1000万円超!元名投手の記念品がオークションで落札

[ 2016年4月25日 11:18 ]

オークションに出品された故ドン・ドライスデール氏の1963年のワールドシリーズ優勝リング (AP)

 AP通信は24日、1950年代から60年代にかけてのドジャースの名投手で、84年には米国野球殿堂入りも果たした故ドン・ドライスデール氏の記念品がオークションにかけられ、落札されたことを伝えた。

 同メディアによると、ワールドシリーズ優勝リングやルーキー時代に着用していたユニホームなどがオークションに出品され、どれも高値で取引されたとのこと。63年のワールドシリーズ優勝リングには10万111ドル(約1225万円)の値がつき、56年のルーキー時代のユニホームは8万2727ドル(約920万円)で落札されたという。

 また、65年のワールドシリーズ優勝リングも競売にかけられ、こちらは9万999ドル(約1012万円)と63年のものよりやや低い値で買い手がついた。ちなみにドライスデール氏は63年のワールドシリーズで第3戦に先発し、ヤンキースを1―0で完封。ツインズと相対した65年の同シリーズでも第4戦で先発し、勝利投手となった。

 オークションへの出品を決めたのは、バスケットボールの元名選手で夫同様に殿堂入りを果たしているアン・マイヤーズ未亡人。ただ、ドライスデール氏の前妻の娘はこれに納得していないそうで、子どもの頃に家に飾られていた記念品を同未亡人が自身に断りもなく手放したことを悲しんでいるという。

続きを表示

この記事のフォト

2016年4月25日のニュース