ナバーロ 来日初戦で躍動、好守に適時打「うれしいし幸せな気分」

[ 2016年4月23日 19:57 ]

<ロ・オ>スタンドのファンとハイタッチするナバーロ

パ・リーグ ロッテ4―3オリックス

(4月23日 QVCマリン)
 ロッテが今季初のサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。3―3の9回1死から「最後まで諦めない」と岡田が右中間を破る三塁打。平野の暴投によりサヨナラのホームを踏んだ。

 来日初戦となったナバーロも大活躍だ。銃刀法違反の容疑で逮捕され開幕4週間出場停止の処分を受けた。出場停止明けのこの日「6番・二塁」で先発出場。1―1の8回1死二、三塁で初球をとらえ右中間2点適時二塁打を放った。お立ち台では「ナバーロ、ガンバーロ」の決めぜりふを披露し、スタンドのファンとバンザイをして喜びを分かち合った。「うれしいし幸せな気分。最初のゲームは勝ちたかった」と声を弾ませた。

 二塁の守備でも魅せた。2回1死一塁で一、二塁間への当たりに追いつき反転して二塁へジャンピングスロー。併殺を完成させた。9回にもボグセビックの二遊間の打球をダイビングキャッチ。内野安打になったが、守備力を見せつけた。松山内野守備走塁コーチは「期待以上の動きを見せてくれている。肩も強いし、リストの強さもある。今日みたいなプレーを続けてくれたら」と評価した。ナバーロは「明日はもっと良くなると思うよ」と笑顔で球場を後にした。首位争いを演じるチームに頼もしい助っ人が加わった。

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