岩隈“緊急登板”で力投も今季初勝利またお預け 今季最長8回2失点

[ 2016年4月23日 13:54 ]

<エンゼルス・マリナーズ>敵地でのエンゼルス戦に先発した岩隈久志(AP)

 マリナーズの岩隈久志(35)が22日(日本時間23日)、敵地でのエンゼルス戦に先発。今季最長となる8回を投げ6安打2失点と力投した。先発予定だったフェリックス・ヘルナンデス(30)が体調不良のため登板を回避。代わりに23日(同24日)に登板予定だった岩隈が“緊急登板”。今季初勝利はまたもお預けとなったが、89球と省エネ投球で結果を残した。

 ここまで今季3試合に登板し0勝2敗。初回、表の攻撃で2点の援護をもらった岩隈だったが、連打で無死一、二塁のピンチを背負う。だが、強打者の3番トラウトを左飛、4番プホルスを二ゴロで併殺に仕留めた。

 2回を3者凡退、3回も打者4人で抑えて迎えた4回。プホルスをまた併殺に封じるも5番カルホーンにソロを浴びて1点を失った。続く5回にもソロを浴びて同点に追いつかれた。

 6回は主軸を3者凡退、7回には左翼を守る青木が浅い飛球を好捕。心強いバックアップを受けながら岩隈は力投を続けた。8回はわずか5球で3人を片付けた。

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2016年4月23日のニュース