楽天に審判部長からデスパのラフプレー説明、意見書提出は見送り

[ 2016年4月14日 22:50 ]

 楽天の安部井寛チーム統括本部長は14日、ロッテ・デスパイネ選手のラフプレーに関して、友寄正人審判部長から同日、説明を受けたことを明らかにした。

 問題のプレーは13日の楽天―ロッテ戦(コボスタ宮城)。9回1死一、二塁で高浜のレフト前への打球で二塁走者・デスパイネが三塁へスライディング。このスライディングが三塁手・今江に向かって滑る危険なプレーとして梨田監督が審判に抗議した。指揮官は危険なプレーであることに加え、審判団の説明方法にも異議を唱えた。

 この日の練習前、友寄審判部長、梨田監督、安部井本部長の3人で話し合いの場を設け(1)本塁以外でのラフプレーに関する見解(2)審判団の説明方法について、友寄部長から説明を受けた。

 (1)については、今季から本塁での衝突を防止するためコリジョンルールが導入されたが、その他の塁でのクロスプレーに関しては現段階でルールがないことから、今後の検討課題とすること。(2)については友寄部長から「改善していく」と伝えられたという。

 安部井本部長は「昨夜(13日夜)、NPBに書面で起きたことを連絡している。その件で友寄部長が説明に来たので」と話し、意見書の提出については見送ることを明かした。

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2016年4月14日のニュース