「キャッツ」13年ぶり大阪公演 甲子園で始球式“招き猫伝説”V呼ぶ

[ 2016年4月14日 15:08 ]

<神・D>始球式を行う劇団四季の飯田洋輔

 招き猫伝説で金本阪神V宣言―。7月16日に初日を迎える劇団四季ミュージカル「キャッツ」の主演キャスト5人が14日、大阪・今宮戎で公演成功祈願の参拝。夜は阪神対DeNA戦(甲子園)での始球式に登場した。

 1983年11月スタートの「キャッツ」は開催地に本拠のあるプロ野球チームが優勝するというジンクスがあり、過去32年間で14度のリーグ制覇。日本一も6回を数える。阪神も大阪初演の85年に21年ぶりの優勝、92年に激闘2位。さらに前回2001年から03年までの22カ月ロングランの際には最後の03年に18年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。今回が?年ぶりの大阪公演。金本新監督にとって吉兆以外の何モノでもない。

 「公演の無事を願いました。阪神も今年は行けそうです」と主役のグロールタイガー役を演じる飯田洋輔(31)は85年V時は1歳ながら縦縞のユニホームを着ていたそうだ。福井県出身で、ラム・タム・タガー役の弟・達郎(28)、両親と家族揃って大の阪神ファン。外野2席の年間予約席も購入しており、この日は両親が観戦した。

 「阪神の優勝を信じてます。高山選手が行けば」と飯田洋。地方公演の合間に弟とキャッチボールを繰り返して、準備万端で始球式に臨み、左打席の石川の内角低めに見事なストライク投球を披露した。「公演の20倍のお客さんの前で舞台より緊張しました。ノーバウンドでよかった」とニンマリ。キャッツの“招き猫伝説”は今年も継続しそうな勢いだ。

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