ブルージェイズ 両投げ投手ベンディットのメジャー昇格を発表

[ 2016年4月14日 10:29 ]

両投げのパット・ベンディット投手 (AP)

 ブルージェイズは13日、ブルペン強化のため、両投げ投手のパット・ベンディット(30)を傘下3Aバファローからメジャーに昇格させると発表した。

 ベンディットは2008年にヤンキースからドラフト20巡目(全体620位)で指名され、昨季の6月にアスレチックスでメジャーデビュー。救援投手として26試合に登板して2勝2敗、防御率4・40という成績を残し、オフにブルージェイズへと移籍した。

 ベンディットといえば、ヤンキースのマイナー時代のエピソードが有名。両打ちの打者と対戦した際、ベンディットは左で投じようとしたところ、打者が右打席に入ったため、同投手は右にスイッチ。すると、それを見た打者が打席を左に変えた。

 こうした両者のやりとりが繰り返されたために、リーグは後に「投手が先にどちらで投げるかを示さなければならない」というルールを作成。この規則は「パット・ベンディット・ルール」と俗に呼ばれている。

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