ブレーブス右腕 投球中に肘骨折「じん帯は無事で…」

[ 2016年4月11日 11:11 ]

右肘を押さえながら跪くブレーブスのウィンクラー投手にトレーナーが駆け寄る (AP)

ナ・リーグ ブレーブス7―12カージナルス

(4月10日 アトランタ)
 ブレーブスのダン・ウィンクラー投手(26)が10日に行われたカージナルス戦で、投球中に右肘を骨折するアクシデントに見舞われた。

 救援右腕のウィンクラーは7回から4番手の投手として登板。ピスコティを三ゴロ、モスを二ゴロと2者連続で内野ゴロに切って取ったが、続く右打者グリチャックに投じたカウント2ボール2ストライクからの5球目は、打者の背後を通過するとんでもない投球となった。

 この直後、ウィンクラーはマウンドを降り、右肘を気にしながら一塁側のブレーブスベンチへと歩き始めると、その後、右肘を左手で押さえながらひざまずいた。駆けつけたトレーナーに付き添われながらベンチ裏へと退くと、このまま交代。球場内で実施されたX線検査で右肘の骨折が判明した。

 MRI(磁気共鳴画像装置)による精密検査は11日に予定。昨季は前年に受けた右肘じん帯再建手術のため全休したウィンクラーは「骨折だけでじん帯は問題なければ良いのだけれど…」と不安な胸の内を語っていた。

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