判定覆る 広島 意見書提出の意向 審判団「金本監督からの要求受けてとかではない」

[ 2016年4月9日 21:13 ]

 広島の緒方監督は9日、甲子園球場で行われた阪神戦で九回に打球処理を巡って審判の判定が覆ったことについて、日本野球機構(NPB)に意見書を提出する意向を示した。

 九回1死二塁で松山の打球に右翼の福留がダイビングキャッチを試みた。杉本一塁塁審は捕球でないと判定したが、阪神の金本監督の抗議後に審判団が協議し、アウトと宣告された。

 緒方監督は「正しい手順を踏んでいない。抗議を受けて覆している」と話した。責任審判の丹波二塁塁審は「杉本も疑念を抱き、協議して正しい方向に変えた。なかなかのレアケース。頻繁に起こることではない。金本監督からの要求を受けてとかではない」と説明した。

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2016年4月9日のニュース