青木 代打で9回逆転勝利呼んだ 自打球で先発落ちも中前打

[ 2016年4月8日 05:30 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>9回、代打で中前打を放つマリナーズ・青木

ア・リーグ マリナーズ9―5レンジャーズ

(4月6日 アーリントン)
 マリナーズの青木が、ド派手な逆転劇の口火を切った。4―5の9回先頭に代打で出場。相手の守護神トーレソンの初球、内角寄り94マイル(約151キロ)の速球を中前に運んだ。

 「何としても走者に出なきゃいけない場面だった」。ここから同点のホームを踏み、打線はカノのこの日2本目となる4号2ランなど計5連打で一挙5点を挙げた。

 2安打した前日の試合で右ふくらはぎに自打球を当て、大事を取って先発落ち。「走れなくてもいいから、代打ならいけるか」と出場を期待され、試合前に電気治療を受けて出番に備えた。貴重な一打に「チームに貢献している感がある」。敵地での開幕カードを2勝1敗と勝ち越し。スコット・サービス監督も「足が痛いにもかかわらず打ってくれて、そこから(反撃が)始まった」と青木を称えた。 (石井孝尚通信員)

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