野球賭博の特別措置始まる 全容解明へ自主申告促す 25日まで

[ 2016年4月6日 16:34 ]

 プロ野球の野球賭博問題で、全容解明を進めるために当事者の「自主申告」を促す期間限定の特別措置が6日スタートした。25日まで実施され、期間内に申告すれば1年で処分が解除される可能性がある。

 申告や情報提供のための窓口が日本野球機構(NPB)と各球団に設置され、匿名の電話やメールでの相談も受け付ける。NPBは申告があった場合も、調査委員会が報告書を作成するまでは公表しないとしている。

 野球賭博に関わると、野球協約の規定により無期か1年間の失格処分を受ける。特別措置では、無期失格処分を受けてから1年後に真しに反省しているとみなされれば、1年間の失格に変更されてその時点で処分が解ける。八百長などの不正行為は永久失格処分となり、特別措置の対象にはならない。

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2016年4月6日のニュース