今季初登板の岩隈、5回2失点 連続適時打浴びリード守れず

[ 2016年4月6日 11:06 ]

レンジャーズ戦に先発したマリナーズの岩隈 (AP)

ア・リーグ マリナーズ―レンジャーズ

(4月5日 アーリントン)
 マリナーズの岩隈久志投手(34)が5日(日本時間6日)、テキサス州アーリントンで行われたレンジャーズ戦に先発。メジャー5年目となる今季の初登板は6安打2失点という内容で5回を投げ切ったところで降板した。

 岩隈は初回に2つの四死球でいきなり得点圏に走者を背負ったが、後続を断ち、無失点スタート。3回、先頭のチリーノスにニ塁打を許すも、続くデシールズ、秋信守、フィルダーを三者連続で斬って取り、このピンチを凌いだ。

 マリナーズ打線は2回にアイアネッタの適時打で先制。さらに、4回にはクルーズのソロ本塁打で追加点を挙げた。2点の援護をもらった岩隈だったが、4回にモアランドの二塁打とオドールへの四球で2死一、二塁とされると、アンドルスに右前への適時打を許し失点。続く、チリーノスにも左前適時打を浴び、同点に追いつかれた。

 5回も先頭の秋信守に四球を与えると、ベルトレの左前打と秋信守の三盗で2死一、三塁。しかし、ここはデズモンドをニ飛に抑え、レンジャーズ打線に本塁を踏ませず。結局、岩隈はこの回限り、90球でマウンドを降りた。

 ▼岩隈の話 球数が多く、イニングも(先発の役割としては)足りなかったけど、何とか粘り強く投げられたし、いいスタートが切れた。初めての登板で何とか感覚も良く投げられて、それを勝ちにつなげてもらったのでうれしい。

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2016年4月6日のニュース