西また大炎上４回途中６失点　前回８失点の雪辱ならず

＜オ・楽＞４回、先頭の岡島を四球で歩かせ降板、３回０／３を６失点ＫＯの西（右）は松葉と交代する

パ・リーグ オリックス０－１１楽天

（4月5日 京セラＤ）
　オリックスの西がまたも背信投球だ。２、３回ともに２死無走者から連打を浴びるなど、まさかの展開。４回、先頭の岡島に四球を与えたところで交代し、７３球で６失点ＫＯとなった。前回３月２９日の日本ハム戦では５回８失点。２試合で計１４失点となり、「２試合連続で打たれるのは、なかなか…。チームに申し訳ない。１週間見つめ直したい」と悔しさから肩を震わせた。

　昨年はリーグ２位の防御率と安定し、「投手陣を引っ張ってもらいたい」と期待していた福良監督も、この日は「ストライクを取れるのが真っすぐしかなかった」と嘆くばかり。金子と西でいまだ勝ち星ゼロは大誤算だ。打線も辛島を攻略できず、今季初の零封負けで再び借金３となり、指揮官は「こんなゲームやっていたら、どうしようもない」と嘆き節が止まらなかった。