マー君、2年連続開幕投手も白星ならず…6回途中2失点で降板

[ 2016年4月6日 04:22 ]

4回に1失点し、悔しそうな表情でダッグアウトに戻る田中(AP)

 ヤンキースの田中将大投手(27)が5日(日本時間6日)、ヤンキースタジアムで行われたアストロズとの開幕戦で2年連続の開幕投手を務めたが、5回2/3、87球を投げ4安打2失点、1四球4三振で降板、勝ち負けはつかなかった。

 田中は昨季の開幕戦でもブルージェイズを相手に4回5失点で黒星を喫しており、今年も開幕戦で勝ち投手になることはできなかった。

 昨季ワイルドカードゲームで敗れたアストロズとの開幕戦で、しかも相手先発は昨季サイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル投手(28)。ヤンキースは3回、ベルトランの中前打を足場に築いた2死二、三塁で、カブスから移籍のカストロが左翼へタイムリー二塁打を放ち2点を先制し、田中を援護した。

 だが、3回まで完全投球だった田中は4回、先頭のアルトゥーベの左飛を、ヒックスが目測を誤って捕球できず二塁打とされてしまう。スプリンガーの三塁内野安打で無死一、三塁となり、続くコレアの三ゴロ間に1点を失った。6回には2死からコレアにソロ本塁打を打たれ追いつかれた。続くラスマスに四球を与えたところで交代が告げられた。

 ヤンキースは3―5で敗れた。

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