創価大・正義 リーグ開幕・杏林大戦先発有力 スカウト大挙視察へ

[ 2016年4月4日 05:30 ]

創価大の田中

 東京新大学野球の春季リーグ戦が4日、埼玉県営大宮球場で開幕する。今秋ドラフト最大の目玉、創価大・田中正義投手(4年)は、杏林大との開幕戦で先発が有力。「1球も無駄にしないように気持ちを込めて投げる。リーグ優勝したい」と闘志を燃やした。

 2月上旬に右肩に張りを訴えたが、3月はオープン戦4試合に先発。最終登板となった3月27日桐蔭横浜大戦は最速151キロを計測し、7回1失点。「状態は上がっている」と自信をみせる。リーグ戦は昨春から50イニング連続無失点を継続中だが「失点した後が大事。勝てれば良い」と強調する。

 開幕戦は大勢のスカウト陣が視察に訪れることが確実。それでも「先のことは考えてない。目の前の1試合を何とかものにする」。悲願の大学日本一に向けて、156キロ右腕の学生ラストイヤーが幕を開ける。 (青木 貴紀)

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2016年4月4日のニュース