渋滞、サイン見づらい…マエケン 本拠初登板4回2失点も“いい経験”

[ 2016年4月3日 05:30 ]

<ドジャース・エンゼルス>4回を3安打2失点だった前田(AP)

オープン戦 ドジャース1―5エンゼルス

(4月1日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田がエンゼルスを相手に本拠地のドジャースタジアムで初登板した。「凄く気持ちも入る。少し興奮もしました」。4回49球を投げて4回3安打2失点にも表情は明るかった。

 公式戦に向け、さまざまな初体験を済ませた。球場入りの際にはロサンゼルス名物の渋滞に巻き込まれ「いいルーティンをつくれるようにしたい。慣れですね」と本番に備える。マウンドでは照明の位置に慣れるまでサインが見づらかったが「ちゃんと(捕手が手の)位置を変えてくれた」と適応。「(ベンチの)後ろでやっていました」とイニング間にマエケン体操をする場所も見つけた。オープン戦6試合で1勝2敗、防御率2・35。リック・ハニーカット投手コーチは「毎試合勝つチャンスを与えてくれる。14勝から16勝は見込める」と評した。6日(日本時間7日午前10時10分開始予定)、敵地でのパドレス戦でメジャーデビューする。 (奥田秀樹通信員)

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2016年4月3日のニュース