ヤクルト 引き分け挟み3連勝、阪神は鳥谷復活打 楽天15点大勝

[ 2016年4月2日 21:15 ]

4回ヤクルト無死一、二塁、今浪が右中間に先制の2点三塁打を放つ

 プロ野球は2日、デーゲーム5試合とナイター1試合の6試合が行われた。セ・リーグ首位の巨人は広島の先発黒田に4安打零封負けを喫し今季2敗目。黒田は2007年6月3日の楽天戦以来、3226日ぶりの完封勝利で日米通算195勝目を挙げた。

 ヤクルトは4回に今浪の適時三塁打、上田の犠飛で3点を先制し主導権を握ると、先発石川が7回1失点の好投で中日に快勝し引き分けを挟んで3連勝とした。石川は今季初勝利。

 阪神は、DeNA先発の久保康に5回まで無得点と苦しめられたが、6回にここまで25打席連続無安打の鳥谷が1死満塁から2点先制適時打を放つと9回にも3点を加えて突き放し、引き分けを挟んだ連敗を2で止めた。

 パ・リーグ首位のロッテは同点の7回、オリックス4番手の佐藤達を攻め2死一、二塁の好機に角中が適時2点三塁打を放って勝ち越し、9回にも代打井口の2点適時二塁打でさらにリードを広げた。6回2失点の大嶺祐は今季初勝利。

 楽天は西武先発の十亀と2番手岡本洋に集中打を浴びせ、1点を追う3回に5点を奪って逆転、4回に6点を挙げるなど15得点で大勝した。先発塩見は7回2失点で今季初勝利。

 ソフトバンクは来日以来無敗の続くバンデンハークが先発、日本ハム打線を7回1失点に抑え今季初勝利、昨年から通算で10連勝とした。日本ハムは1点差まで詰め寄ったが外国人3人のリレーにかわされた。

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